40代も後半に差しかかり、出費がかさむようになってようやく「お金」に対する意識が本格的に芽生えてきました。
今までたいして考えず、なんとなくやり過ごしていた部分が多かったです。
「税金って結局どうなってるの?」
毎月の給与明細には所得税や住民税がしっかり引かれているのに、それがどう計算されているのか、正直まったく理解していませんでした。
年末調整になると、「生命保険料控除」「介護医療保険料控除」「個人年金保険料控除」など、いろいろな書類を書かされるけれど、結局何がどうなっているのか…。
「控除したら何か返ってくるの?」「年収ってどの数字のこと? 支給総額? 課税所得? それとも手取り?」
そういった疑問が毎年浮かぶものの、答えを深掘りすることもなくスルーしてきました。
社会保障も名前を知ってるだけ
社会保険といえば、健康保険、雇用保険、年金。
名前くらいは知っていましたが、「何のために払っているのか」「どんな時に使えるのか」といったことまでは正直ピンときていませんでした。
「まあ、会社がやってくれてるんだし…」
そんなふうに他人事のように感じていました。
子どもの学費が家計に重くのしかかるようになって…
ところが最近、子どもの学費が本格的にかかるようになり、家計の余裕が急速に失われていきました。
そんなタイミングで、妻の家族の紹介で保険の営業マンと会うことになり、話の流れで月3万円の保険に新たに加入。
「これでいいのか?」「そもそも必要な保険なのか?」
そんな疑問を持ちながらも、保険の内容をきちんと理解する余裕もなく、契約してしまったのが正直なところです。(今は全て解約しました)
ようやく「知ること」の大切さに気づいた
さすがに「これはまずい」と思い始めた頃、FP(ファイナンシャル・プランナー)の存在を知りました。
いい年になって今更感もありますが、まだ先も長いので少しずつ勉強を始めています。
税金、保険、年金、そして老後や子どもの教育費。
知っていれば防げたこと、選べた道がたくさんあったのだと痛感しています。
これから少しずつ書いていきますので、同じように「なんとなく」お金のことをやり過ごしている方がいましたら、自分の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
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